うどん派

そばよりうどん派 猫とか編み物とかの記録

入院3日目 手術2日目

やっと朝です。長い長い夜でした。
永遠に開けないんじゃないかと不安になるくらい、朝が待ち遠しかったです。
睡眠はほとんどとれていません。

6時半になり、看護師さんたちが体温と血圧を測りに来てくれました。
手術直後の私の体温は38度を超えていまして、夜中0時を過ぎたあたりから徐々に下がってきてはいましたが、この日の朝はまだ37度6分ほどありました。
平熱が低めなのでかなりきついです。

大人になって、毎日車で通勤するようになりだいぶマシになりましたが、私は母のお腹の中にいる頃から非常に車酔いしやすい子で、乗り物酔いしない母が私の妊娠中だけ酔いやすくなるほどでした。それこそほんの10分車に乗っただけでだめ。
小学校も中学校も、長距離バスに乗るのが恐怖で、必ずエチケット袋を持たされていました。
特に心理的なものも影響していたんでしょうけど、一度怖い体験をするとかなり長期間ひきずるタイプなのです。
昨年、注射でぶっ倒れてからも、注射が怖くてたまらなくて、いまだに刺されると血の気がサーっと引いていきます。

そういう訳で、事前に麻酔科の医師から説明があったとおり、麻酔の副作用が酷かったです。
ほぼ24時間、起き上がるとゆらゆら揺れているような感じがして、朝食も何も食べられませんでした。

朝8時半になり、外来まで歩いて診察に向かいます。
気持ち悪くてグラグラするから行きたくなかったけど、耳鼻科の先生は超忙しいので仕方ないですね。
入院患者優先で診察してもらい、昨日の手術について詳しいことを聞きます。

手術は成功であること、ただし、右の(左だったかもしれん)鼻の奥が思っていたものと違っていて、奥まで膿が取り除けなかった。ポリープはほとんど取れているので、それだけで鼻の状態はかなり改善するだろうけど、再度CTを撮って、また状態が悪いようであれば、考えていきましょうということでした。

そして綿球を新しいものに取り替えて、診察終了。
短いもんです…

着替える元気もないので、実はまだ手術着のままです。
パンツこそはきましたが(だっておむつはちょっと…)、ブラすら付ける元気がなかったwwので酷い格好だったと思います。

しかも、夕方お見舞いに来た母に指摘されるまで気付いてなかったですしね。そんな余裕なかったのでした。

診察から戻ってきても、暇つぶしに持ってきていた編み物をする元気もなく、スマホを見続けると酔いが酷くなるので、ひたすら横になっていました。
でも眠ると口呼吸になって口が乾いて辛いので、軽く眠っては自分のンゴゴ…といういびきで目覚め、お茶を口にし、また横になって…これの繰り返す。
ご飯があまり食べれないので、輸液と抗生剤の点滴が繋がれています。
ちゃんと食べれるなら輸液はすぐにでも外していいみたいでした。


お昼ごはんもあまり食べていません。
せっかく毎食instagramに上げようと思っていたのに、撮影する余裕すらありません。

祖父母がお見舞いに来てくれました。
ティッシュの消費が非常に早かったので、もう一箱持ってきてくれました。
いつもは心配症な祖父母ウザーと思うのですが、80を過ぎてもわざわざ歩いてお見舞いに来てくれたのを思うとありがたいなーと思います。恵まれていますね、私。
空元気ですが、祖母とお喋りするためにちょっと頑張って起きてみました。
が、やっぱり二人が帰るとすっかり疲れてしまって、また夕方まで眠っていました。

気付けば夕飯の時間。
母と妹が来てくれました。
昼よりは食べれるものの、完食はまだ無理な感じ。

二人はすぐに帰りましたが、昼間より具合が良い感じがしたので、起き上がって歯磨きをするために洗面台に向かいました。
鼻にガーゼたっぷりはいってるからむせるむせる。歯磨き粉の泡が喉にぐっときます。
そしてまたクラクラしてきました。

この日もさっさと眠ることにしました。
でも昨夜と一緒で、認知症のおじいさんがずーっと叫んでいます。一晩中です。
今日の夜勤の方々は叫び返したりしないのでまだいいですが、正直、家で眠ったほうがよほど眠れます…。
お向かいのおばあさん'sがおむつ交換とトイレに何度も行くので、そのたびに電気と話し声で目が覚める。
大きな病院だから安心かなーと、ここに決めましたが、個人病院のほうが良かったのかしら…